下総精神医療センター

看護なう

 ■ 2019年

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その「手」キレイですか?

~手を洗う理由って何だろう~

2019年7月吉日
感染管理認定看護師・副看護師長 林川 尚文

いきなりクイズです!以下の写真は何をした後の手でしょうか?

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3、2、1、0!終了です。答えは…「電車に1時間乗って色々なところに触れた後の手」でした。(わかるわけない!ってツッコミが入りそうですが…)この写真は、私が感染管理の勉強をするために通っていた学校で行った手の培養結果です。実験をする前にあえて手を洗わない状態で行いました。一見とてもキレイに見えたのですが、実際にはこんなことになっているなんて…。見たときは衝撃でした。普段の生活の中でも手を使って何かをすることって沢山ありますよね?病院の中でも同じです。病院で何かのケアを提供するときって、手を使います。一見キレイに見える手でも、実際には手にバイ菌が一杯なんてことも…。想像しただけでも恐ろしくないですか?

フローレンス・ナイチンゲールは『病院覚え書』の中でこのように述べています。
「病院がそなえているべき第一の必要条件は、病院は病人に害を与えないことである」
一見すると「?」と思う方もいるかもしれません。だって、病院って病人が元気になるところだから。しかし、一見キレイに見える手でも、誰かがケアを提供するさいに手を洗わなかったら、バイ菌が他の人にうつってしまうかもしれません。そうすると、「害を与えている」可能性もありますよね。

私の役割は、下総精神医療センターでそのような事が起こらないようにすることです。 しかし、私ひとりで出来ることなんてすごく小さいので、色々な方に協力を頂いています。同職種である看護師はもちろん、医師、薬剤師、臨床検査技師、栄養士、事務、病院に出入りされる業者の方々などなど。協力をしていただく方には患者さんやそのご家族も含まれます。

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下総医療センターに関わる方の「手」がいつもキレイでいられるよう、色々な方の協力を得て活動を行っています。病院に来られることがある方は、みんなの「手」にも注目してみて下さいね。

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