下総精神医療センター

看護なう

 ■ 2019年

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2019年9月15日
2-2病棟 看護師 宮﨑奈那

精神科は急変が少ないというイメージを持っている方もいると思いますが、そんなことはないのです。
精神科領域では、薬物療法が主な治療であり、抗精神病薬の副作用による悪性症候群やイレウス、QT延長症候群、糖耐能異常、心停止等の発症リスクが挙げられます。加えて、入院患者の高齢化と長期薬物療法の投与による嚥下機能低下から窒息のリスク、自殺企図や自傷行為等、急変時対応が求められる場面があります。
2-2病棟では急変時患者の生命を守るために迅速な対応ができるよう、BLS(Basic Life Support)研修に参加したスタッフを中心に「窒息」「縊首」「隔離・拘束中の心肺停止」等の急変時の場面を想定し、急変時対応トレーニングを行っています。発見時の初期確認から応援を呼びBLSを実施。部屋の移動、場所の確保等リーダーが役割分担を指示し、胸骨圧迫、人工呼吸、AED使用、家族への連絡といった一連の流れを実践します。繰り返しトレーニングを行うことで技術を習得していま

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看護師への急変時対応トレーニング前後でのアンケート結果は、「技術は問題ないが、全体を見て指示を出す事に対しては未熟だと感じた」「知識・技術の再確認をすることができた」「もっと急変時対応のトレーニングを実施してほしい」「もっと勉強が必要だと感じた」等、看護師の急変時対応に対する関心や学習意欲の向上にも繋がっています。
今後も、2-2病棟ではあらゆる状況を想定し、急変時対応トレーニングを継続して行っていきます。

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