下総精神医療センター

看護なう

2020年7月
10病棟 看護師 鈴木菜央

~私の大事な時間~

みなさん、こんにちは。10病棟看護師の鈴木です。私が働く10病棟は、薬物やアルコール、万引きなど「やめたいのにやめられない行動」で困っている患者さんたちが入院している病棟です。日々の患者さんとのやり取りの中では、治療の必要性や退院後の方向性などで医療者と患者さんとの間に摩擦が生じることがあります。医療者として、治療の動機付けがうまくできなかったり、意見が対立してしまい関係性がうまく築けないときなどは自分の不甲斐なさに腹が立ったり、悲しい気持ちになることがあります。

そんな私の気分転換になっているのが、休日や仕事の後に10病棟の看護師同士で集まって美味しいものを食べに行ったり、旅行に行ったりすることです。今年はコロナウイルスの流行により、今までのようにみんなで仕事以外に集まることができないのが残念です。

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以前、房総に旅行に行った際は、夜遅くまで色々な話をしながらたくさん笑ってとても楽しい時間を過ごすことができました。このような時間はただ楽しいだけでなく、看護を振り返る場としても貴重な時間です。病棟で話す時とは違い、リラックスしながら病棟では言えなかった正直な気持ちを吐き出せたり、それぞれが意見を言い合えたりします。

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みんなで時間を共有することで、10病棟では看護師同士お互いを理解し合うことができていると思います。おかげで、仕事中のコミュニケーションも円滑で、困ったことやわからないことがあっても、気軽に相談ができる関係性が作られています。そして、どんなに大変なことがあっても、みんなで協力しながら仕事ができる病棟になっています。

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