看護なう
〜精神看護の喜び〜
令和5年2月8日
外来看護師長
甲楽城
綾子
「あんたじゃ担当だめだから、〇〇看護師に変わって。」
私が新人看護師のとき、初対面の挨拶で言われた言葉でした。この患者さんは何度か入院されている方でした。
学生時代に精神看護に興味をもち、前向きな気持ちで溢れていた私は、何かだめなのかと悔しい気持ちでいっぱいでした。その後、毎日、その患者さんのもとへ行き「私にできることはないですか?」と根気よく話しかけました。すると、次第に心を開いていただけるようになりました。退院後には外来ですれ違う度、患者さんから話しかけて下さり、「元気だよ。」と素敵な笑顔を見せてくれました。このような経験は精神看護の喜びであり、楽しさでもあります。
看護師長になった今も、この経験は大切にしています。患者さんの背景を知り、気持ちに寄り添うこと、この初心を忘れずに日々勤務させていただいております。
外来の紹介をします。
現在、外来ではテレビモニターを設置し、デイケア・外来作業療法・家族会の宣伝C Mを流しています。安定した社会生活を送るため、病院総力を上げてサポート致します。ご興味・ご相談のある方は気軽に外来看護師にお声かけ下さい。