下総精神医療センター

看護なう

令和5年11月
地域医療連携室 北川 真理

― 地域連携室の看護師について紹介します ―

在宅での生活が重要視されてから、訪問診療を利用しつつ在宅で生活している高齢者や精神疾患を抱えている方は増加しています。当院でも精神科訪問診療が開始となり、4年目を迎えました。私も当院に配属され5年目になりますので、だいたい同じくらいでしょうか。もう少し私の話をさせていただくと、しもやぎ訪問看護ステーションから出発し、外来を経て、今年度より地域医療連携室で働いています。当院のスタッフでさえ「この人は何をする人?」と思われていると思います。令和5年度から地域医療連携室に配置替えになりました。地域医療連携室の認知度が低いので、私がどんな仕事をしているかの紹介と、今後の展望(たくらみ)をご紹介します。

< 地域医療連携室で私が行っていること >

  • 1. 医師と一緒に訪問診療

    対象者の訴えを理解し、多機関と情報共有、在宅での生活が継続できるよう支援しています。

  • 2. 外来受診時

    外部での検査が必要な場合はご家族と調整し、検査予約を行っています。外来受診に関する電話相談対応を実施しています。

  • 3. 入院前

    ①入院に必要な物品の相談を行っています。
    ②食事の形態は栄養科、薬については薬剤科に相談しています。
    ③患者情報を病棟に伝えています。

  • 4. 入院中

    一般科の受診必要時は、受診先や転院先を調整しています。

< 今後の展望 >

地域医療連携室にて医療社会事業専門員(いわゆる相談員)の方々とお仕事をしていますが、日々勉強で、大変さを痛感しています。現在「入退院支援に関する実践力向上研修」という研修を受講中で、(入退院支援とは、退院後も引き続き介護や医療を必要とする人々に対して、安全で安心な療養生活が展開できるように支援すること)日々研鑽しています。そして私は、地域の皆様に安心して当院へお越しいただけるよう、入院中の方には安心・安全に退院していただけるよう、多職種連携で支援していきたいと思っています。

11-1

未熟故、皆様にご迷惑をかけながらですが、頑張りたいと思いますので宜しくお願い致します。

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