
令和7年3月
外来・デイケア 内海
当院の外来看護師は、デイケアも担当しています。
外来、デイケア… 2つの職場を行き来するからこそできる看護をご紹介します。

外来では検査や治療、次回外来・検査・薬・入院の案内など外来業務を行う一方で、
デイケアでは散歩やゲートボールをデイケア利用者と一緒に行っていたり
時間の流れが全く違い異世界かと感じるほどです。
しかし、業務は全く違うのに同じところもあり、
医療者としてだけでなく、
一人の地域に生きる人としての感覚や意見を求められるところは共通していたりと
働いていてとても面白いなと感じるところです。

初めて関わる医療者として
初めて来院される方が初めて関わる医療者が
私たち外来看護師です。
お待ちいただく時間の中で募る不安を
少しでも和らげられるよう環境を整え、
何に困っているのか、
不安な事は何か常に気にかけて仕事をしています。
長く一緒に歩む
初めて来院された方も通院になると
慢性疾患の方が多いという特徴もあり、
私たち外来看護師は長く関わり、患者様の人生の節目に一緒に悩むこともあります。
その患者さまにとって最善を選べるようお手伝いしたいと思っています。
入院となっても入院時だけでなく、退院前に面談に行くこともあり、関わる場所は
外来に留まりません。



病院でも家でもない居場所
外来スタッフは当院併設のデイケアに勤務する事も。
外来とはまた違った業務内容も新鮮で、デイケアスタッフは看護師が一名なの常に多職種との協働が求められます。作業療法中心の生活になり注射器を握っていた手でノコギリを握り竹を切るなど看護学校では習わない
技術を習得するような看護師生活が待っています。その中で看護学生への指導もあります。
また病院でも家でもない環境で患者さんも見せる顔が違います。
患者さんと患者さんを取り巻く人達の関わりもあり、更にはデイケア利用目的も様々で仕事は
多岐に渡り看護力だけでなく人間力も試される職場です。特殊で複雑な職場ならではの楽しみがあります。
