卒後教育
- 下総精神医療センターは、国立病院機構の「看護職員能力開発プログラム」と「精神看護実践能力開発プログラム」に基づきと卒後教育を企画・運営しています。
- 平成28年度より、キャリアラダーを取り入れた教育を行っています。
- 病棟での教育はプリセプターシップで支援しています。
就職1年目のスケジュール
就職して1年目は、基礎的な研修を前期に、病棟にも慣れてきた後期には技術チェックや院内交流研修など、新採用者の成長過程にあわせた研修が受けられるように計画を組んでおります。7月で夜勤の独り立ちが早いと思われるかもしれませんが、先ほどもお伝えしたように、当院では新採用者の人数が少ない分、個々の成長にあわせた教育をおこなっていますので、この期間で十分に業務に慣れることができるためこのようなスケジュールが可能になっております。集合研修は、すべて勤務時間内に出席できるように配慮しており、無理なく参加することができます。
ラダー別研修内容
経年別の教育とは異なり、各レベル毎に到達目標を設定し、集合教育と機会教育を連動させ実践能力の向上を図ります。各プログラムの到達目標の無そうに沿って評価を行い、次のレベルへとステップアップしていきます。
レベルⅡ
- ケーススタディ①②
- 看護理論Ⅱ
- コミュニケーション技法Ⅱ
- 地域医療連携
- 救急看護Ⅱ
- 医療安全Ⅱ 等
レベルⅢ
- プリセプターシップ
- リーダーシップⅠ①②
- 看護理論Ⅲ
- コミュニケーション技法Ⅲ
- 救急看護Ⅲ
- 医療安全Ⅲ 等
レベルⅣ
- 看護研究①②③
- リーダーシップⅡ①②
- 看護理論Ⅳ
- コミュニケーション技法Ⅳ
- 救急看護Ⅳ 等
レベルⅤ
- 看護観
- 医療安全Ⅴ
- 看護管理
- コミュニケーション技法Ⅴ
- 地域医療連携
- 救急看護Ⅴ 等
その他の研修内容
精神科救急看護、医療観察法研修、認知症研修、家族相談会、心理教育 等
キャリア支援
レベルⅤ以降は、それぞれ希望・適性に応じ、専門看護師、認定看護師など看護の専門性を高めるコース、看護師長など看護管理者へ進むコース、看護教育に携わるコースがあります。
また、国立病院機構内での転勤など、個別的な支援も行っています。