下総精神医療センター

募集要項

1.目的

この研修では、まずは、生命が生じ、植物と動物に分かれ、動物が反射的に行動を司る第一信号系のみで活動して進化する中で、思考して行動を司る第二信号系ももつヒトが生まれ、その結果、ヒトの行動が、第一信号系と第二信号系の関係において決定されるようになったことを示します。

それを基に、薬物乱用や窃盗、性的加害行為、放火、ストーカー行為等の違法行為が反復するメカニズムとそれをとめる技法である条件反射制御法をわかりやすく解説します。

また、違法行為が生じるメカニズムに従って、違法行為を予防し、違法行為を反復する者を回復させ、事件を減少させるための、刑事司法体系と治療体系による効果的な連携とその制度を、各分野の特性に従って導き出します。

さらに、違法行為を反復する者が治療体系に関わった場合に法の抑止力を処遇に設定する技法、並びに、違法行為を反復する者が検挙され刑事司法体系にかかわった場合に、ヒトの行動のメカニズムに従い、また社会を守るという法的な観点からも、自然で合理的に、刑罰と治療の両方を言い渡す裁判のあり方をロールプレイで確認します。

上記を通じて、違法行為を反復するヒトの行動のメカニズムに従い、主には取り締まり処分する刑事司法体系と、主には受け入れ回復を支える治療体系が効果的な連携体系を成立させる方法をお伝え致します。

2.実施主体

独立行政法人国立病院機構 下総精神医療センター

3.研修予定

1)開催日時
2019年6月7日(金)午前9時00分から午後5時10分まで

2)研修会場
〒266-0007 千葉県千葉市緑区辺田町578番地
独立行政法人国立病院機構 下総精神医療センター 2階会議室

3)研修内容 別紙「日程表」を参照 ※ダウンロードはこちら

4)定員:50名

4.受講申し込みについて

1)受講資格
違法行為に対応する下記の職種で全プログラムを聴講できる方
・取締、検察、裁判、弁護、更生保護、矯正等の職員
・教育、保健、医療、福祉、社会復帰支援等の職員

2)申し込み方法

募集は終了いたしました。多くの皆様にご応募いただき、誠にありがとうございました。

5.受講者決定について

受講の選考結果については、5月20日までに各応募者に通知します。
受講希望者が定員を超えた場合には、職種別人数の割合等を考慮して決定します。
ご都合によりキャンセルをされる場合は、必ず事務局までご連絡ください。 一人でも多くの方にご参加いただけるよう、ご協力をお願い致します。

6.修了証書の授与について

所定の研修課程を履修した方には修了証書を授与します。

7.研修受講料について

① 受講料9,000円(資料代込み)

受講の決定通知と同時に振り込みのご案内を申し上げます。
受講料振込後の受講者のご都合によるキャンセルの場合、受講料は返金いたしかねます。
(事前にキャンセルの連絡をいただいた方には、後日研修資料を送付いたします。)

② 昼食について

研修会場の周囲には飲食店はございません。
希望される方はお弁当を手配致しますので研修申込時にご記入ください。代金は研修当日受付にてお支払い願います。(1食約500円程度を予定)

③ 懇親会について

当日、午後6時45分より懇親会を行います。研修申込み時に参加希望か否かをご記入ください。代金は、研修当日受付にてお支払い願います。(参加費5,000円程度を予定)
なお、当日キャンセル時の払い戻しはできませんので、予めご了承ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
※昼食代・懇親会費のお支払いはお釣りのないようにご準備願います。

8.研修に関するお知らせ

・研修中のPC使用、録音、写真及び動画撮影は許可のある関係者以外ご遠慮いただいております。
・参加者様同志の交流を目的とし、配布する名札・座席表には所属・氏名を記載させていだきます。

9.研修会についての問い合わせ先

〒266-0007 千葉県千葉市緑区辺田町578番地 
独立行政法人国立病院機構 下総精神医療センター 研修会事務局:寺内真弓
TEL:043-291-1221(内線:3007) / FAX:043-291-2602
e-mail:213-crct@mail.hosp.go.jp

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