第11回条件反射制御法研修会
募集要項
1.概要
条件反射制御法は薬物乱用や飲酒、ギャンブル、万引き、痴漢行為、盗撮、ストーカー行為、放火などの反復する行動、並びにパニック障害、反応性抑うつなどの望まない自律神経や気分の状態、パターン化された業務動作の不適切な状況での再現を強力に抑制する技法です。
やめられない行動を「依存」と呼び、治らない病気であると考えることは誤りです。やめられない行動を生じさせる欲求を条件反射制御法は消去できます。
まずは、条件反射制御法の技法を向上させながら把握したヒトの正しい行動原理をお伝えします。
その後に条件反射制御法の各治療ステージで行う作業の詳細と根拠を講義で伝え、各講義の後に、臨床の場で実際に用いるテストを皆様が受け、また、一部の方が治療作業をロールプレイで行って、体験的に条件反射制御法の進め方を修得していただきます。
臨床経験のある方は、この研修で得た知識を用いて現在の知識を整理し、条件反射制御法を実務に利用できるはずです。
より確実に条件反射制御法を修得されたい方は、この研修会に参加することで、当院で行う実地研修への参加資格が得られます。
2.実施主体
独立行政法人国立病院機構 下総精神医療センター
3.研修予定
1)研修期間
2019年7月4日(木)~5日(金)
4日(木):午後12時50分~午後5時20分まで
5日(金):午前9時00分~午後1時00分まで
2)研修会場
〒266-0007 千葉県千葉市緑区辺田町578番地
独立行政法人国立病院機構 下総精神医療センター 2階会議室
3)研修内容 別紙「日程表」を参照 ※ダウンロードはこちら
4)定員:50名
4.受講申し込みについて
1)受講資格
下記の立場や職にあり、全プログラムを聴講できる方
・無意識的に生じる行動や神経活動に悩む本人の家族の方々
・取締、検察、裁判、更生保護、矯正等の刑事司法体系の職員
・教育、保健、医療(医師・看護師等)、福祉、社会復帰施設、作業所等の職員
・その他の機関において薬物やアルコール乱用問題、或いは病的賭博、その他の反復される問題行動の解決にかかわる方々、および実施主体が認めた方
募集は終了いたしました。多くの皆様にご応募いただき、誠にありがとうございました。
3)募集期間
2019年4月20日から5月20日まで
申込が定数に達した場合は、受付期間であっても受付を終了します。
5.受講者決定について
受講希望者が定員を超えた場合には、職種別人数の割合等を考慮して決定します。
受講の選考結果については、2019年5月31日までに各応募者に通知します。
ご都合によりキャンセルをされる場合は、必ず事務局までご連絡ください。一人でも多くの方にご参加いただけるよう、ご協力をお願い致します。
6.修了証書の授与について
所定の研修課程を履修した方には修了証書を授与します。
7.研修受講料について
① 受講料10,000円(資料代込み) ※事前振込
受講の決定通知と同時に振り込みのご案内を申し上げます。受講料振込後の受講者のご都合によるキャンセルの場合、受講料は返金いたしかねます。
(事前にキャンセルの連絡をいただいた方には、後日研修資料を送付いたします。)
② 懇親会について
7月4日、午後6時45分より懇親会を行います。研修申込み時に参加希望か否かをご記入ください。代金は、研修当日受付にてお支払い願います。(参加費5,000円程度を予定)なお、当日キャンセル時の払い戻しはできませんので、予めご了承ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
※昼食代・懇親会費のお支払いはお釣りのないようにご準備願います。
③ 宿泊について
宿泊の必要な方は各自で手配をお願いいたします。8.受講時の注意事項
・研修中のPC使用、録音、写真及び動画撮影は担当者以外ご遠慮いただいております。
・参加者同士の交流を目的とし、名札および座席表に所属先名・氏名を記載させていただきます。
9.研修会についての問い合わせ先
〒266-0007 千葉県千葉市緑区辺田町578番地
独立行政法人国立病院機構 下総精神医療センター 研修会事務局:寺内真弓
TEL:043-291-1221(内線:3007) / FAX:043-291-2602
e-mail:213-crct@mail.hosp.go.jp